自殺についての報道やめようよ

硫化水素の自殺法「有害情報」指定へ 警察庁、削除促す
http://www.asahi.com/national/update/0430/TKY200804300172.html

硫化水素自殺の多発を受け、警察庁は、その手法を記したインターネット上の書き込みについて、周囲を巻き添えにする傷害事件を誘発する危険な情報と判断し、「有害情報」に指定する方針を固めた。ネット接続事業者(プロバイダー)などに書き込みの削除を働きかけ、自殺や二次被害の防止を図る狙いだ。

もう、お前らマスコミが報道するから広がるんじゃん。
自分でわかってるくせに(絶対認めないと思うけど)、なんで報道する。


自殺対策支援センターライフリンク 「いじめ自殺」報道のあり方
http://www.lifelink.or.jp/hp/jisatsuhoudou.html

「いじめ自殺」の報道について改善を求めます


2006年10月30日


 連日のように報道される「いじめ自殺」に関する報道のあり方について、改善を求めたいと思います。昨今の「いじめ自殺」の報道が、それに続く自殺を誘発している可能性を否定できないと思うからです。


 WHO(世界保健機関)が出している「自殺事例報道に関するガイドライン」があり、まずそれをご紹介します。報道関係者におかれては自殺を予防する報道につながるよう、この内容を検討し是非とも善処いただきますよう、よろしくお願いいたします。

こういうのあるんだけどなあ。
表現の自由を盾になんでも自分とこが一番いい情報持ってますよって主張する。
そのくせ自分に都合の悪いことは一切報道しないっていうマスコミ。


どっかに自分でテレビを対象に書いた意見

テレビのニュースで硫化水素自殺のことが多く取り上げられ、「ネットで情報を簡単に流す人のせいで自殺が増える」と大きな声で言っています。


ネットで情報を流すこともそうだが、テレビで大々的に放送することも情報拡散となるのに何を言ってるんだろうかと思います。
自殺した人にはアンケートはとれないが、その人たちにとっての硫化水素を使った自殺の情報の第一ソースって、ネットではなくテレビが一番多いのではないかと思います。
テレビで知ってから、ネットで検索して方法を知り自殺という流れでしょう。


そう考えていたら、そもそも自殺という行為を報道する意味はあるのかと思いました。
死にたいと思っても、どんな人でも葛藤はあるでしょう。
でも、回りに自殺する人がたくさんいるんだ、あんなに簡単に死ねるんだ、ということに背中を押されて、死んじゃおうと決断する人が多いのではと思います。
つまり、自殺してる人がいることを知らない、簡単に死ねる手段を知らない、となれば、自殺せずに済んでるケースもあるのではないでしょうか。


テレビは、自殺のニュースは安易に報道をしないという規制をしてもよいのでは。
法律の規制で表現の自由の問題ではなく、現在各テレビ局で今行っている自主規制のひとつでして検討すべきと思います。
もちろん、時間をかけて検証する番組や、社会情勢を語る上で取り上げざるを得ない場合まで規制するのではなく、定時ニュースで、社会や経済に大きな影響を与える場合を除き、「誰がどこでどんな方法で自殺しました」という単純な報道を規制するということです。


みなさんは、どう思われますか。